【写真撮影のコツ】シリーズでは、全4回に分け、
きれいな作品写真の撮るためのポイントを紹介します。
1.適度な明るさ・色味で、作品を綺麗に見せる
写真が暗すぎたり、明るすぎたりすると、作品の色味や形が分かりづらくなり、
魅力が十分に伝わりません。
光をきれいにあてて、素材感や奥行を感じる写真を撮りましょう。
【自然光のもとで撮影しよう】
自然光のもとで撮影すると、色味が実物に近く写ります。
また光の当たり方にムラがでにくく、素材の質感が分かりやすくなります。
※光の当て方はサイドからがおすすめです。
作品の横や、やや斜めから光を当てると、
立体感が生まれ奥行きを感じる写真になります。
◎
作品に対し、画面右側から光を当てています。
作品が立体的に写り、奥行きを感じる写真になっています。
△
左の写真は、画面の手前から光が当たる「順光」で撮影しました。
奥行きを感じにくい、平面的な写り方になってしまいます。
右の写真は、画面の後方から光が当たる「逆光」で撮影しました。
作品の手前に影が落ち、暗い印象になってしまいます。
【NG】直射日光は、濃い影が作品の邪魔をしてしまいます。
レースカーテンを引いて直射日光をやわらげるか、
窓から少し離れて撮影すると、光が全体にあたります。
【レフ版を使おう】
レフ版を使うと、作品により立体感を出したり、
余計な影を消したりすることができます。
(左)レフ版なし。
(右)レフ版あり。作品の前面に光が当たり、明るく見やすくなります。
※レフ版は、白い紙やアルミホイルを段ボールに張った物で十分です。
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